「ビュー・スイカ」カードはSuica付きで電車通学の学生にオススメ

ビュー・スイカカード

普段電車で通学している学生は多いのではないでしょうか?

また、帰省や旅行で新幹線や特急に乗る機会が多い学生で関東地域(Suicaエリア)に住んでいるなら、「ビュー・スイカ」カードがオススメです。

このカードには「年会費は実質無料」、「クレジットカードとSuicaが1枚になっている」、「電車代や特約店でポイント倍増」、「海外・国内旅行傷害保険が付帯している」という4つのメリットがあるからです。

年会費 国際ブランド 旅行傷害保険
524円(税込) b_visa b_master b_jcb

海外:最高500万円(自動付帯)

国内:最高1,000万円(利用付帯)

限度額 最短発行日数
30万円(学生の場合) 最短7日

●申込資格

日本国内に住んでいて電話連絡の取れる18歳以上の人(高校生は不可)

※未成年(満20歳未満)は親権者(親)の同意が必要

ここから「ビュー・スイカ」カードの4つのメリットである年会費は実質無料、クレジットカードとSuicaが1枚になっている、電車代や特約店でポイント倍増、海外・国内旅行傷害保険が付帯している、について説明します。

学生「専用」ではないが学生でも持つことができる

まず始めに、このカードは18歳以上で電話連絡が取れる(携帯電話でもOK)人であれば、誰でも申し込むことができます。

しかし、学生であれば無収入でも持つことができます。

その理由は、このカードは学生も含めた若い人に使ってもらうために発行されているカードだからです。

ですからアルバイトをしていない学生から申し込みがあることが想定されています。

もし「学生でアルバイトの収入しかないから」や「学生でアルバイトもしていないから」という不安を持っていたとしても、このカードは問題なく持つことができます。

1.年会費は実質無料

このカードを持つ1つ目のメリットは、年会費が実質無料であることです。

このカードはWeb明細ポイントサービスを利用すれば、毎年600円分のポイントがもらえるからです。

WEB明細ポイントサービスとは、毎月のカード利用明細の郵送をとめて、スマホやパソコンを使ってインターネットで確認するサービスのこと。

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このWEB明細ポイントサービスでもらえるポイントは、年会費524円(税込)を上回ります。

なので、年会費は実質的に無料と考えることができるのです。

年会費は入会した2か月後に、カード利用金額と合わせて524円(税込)が請求されます。

しかし、WEB明細ポイントサービスに申し込んでいれば、毎月50円相当のポイントがもらえるしくみです。

WEB明細ポイントサービスを1年続けると、50円相当×12か月=600円相当のポイントがもらえるわけですね。

WEB明細ポイントサービスに申し込めば紙の利用明細書は郵送されなくなりますが、インターネットで確認できるので何も困ることはありません。

このように、このカードは年会費がかかりますが、WEB明細ポイントサービスに申し込めば年会費以上のポイントがもらえます。

ですから、実質的に年会費無料のカードだと言えます。

2.クレジットカードとSuicaが1枚に!

このカードを持つ2つ目のメリットは、クレジットカードとSuicaが1枚になっていることです。

クレジットカードでありながらSuicaの機能も搭載しています。

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1枚のカードでクレジットカードとSuicaを利用できるため、お店での買い物や通学などをこのカード1枚で済ませることができます。

その結果、財布のカードを減らすことができたり、クレジットカードからSuicaにオートチャージができたりします。(オートチャージについては後述)

さらには、Suica定期券の情報も書き込むことができます。以下でこれらについてくわしく説明します。

1.財布に入れるカードが増えない

1枚のカードでSuicaカードとクレジットカードの機能が利用できるので、財布に入れるカードの枚数を減らすことができます。

通常なら、これまで財布に入れていたSuicaに加えて、新たにクレジットカードも財布に入れることになります。

つまり、持ち歩くカードの枚数が1枚増えてしまいます。

しかし、このカードを持てば、今まで持ち歩いていたSuicaカードは財布に入れる必要がなくなります。

「ビュー・スイカ」カードは、クレジットカードにSuicaの機能が付いているからです。

このように、財布に入れるカードの枚数はできるだけ増やしたくないという学生は、このカードが適しています。

2.自動改札機でオートチャージできる

このカードは、クレジットカードからSuicaにオートチャージができます。

オートチャージとは、電車の自動改札機を通るときに、Suicaの残額が設定している金額より少なくなると、自動的に設定金額をチャージしてくれる機能のことです。

これにより、改札をSuicaの残高不足で通過できず、慌てて券売機でSuicaチャージ…ということは一切なくなります。

オートチャージできる地域は、首都圏、仙台・新潟エリアのSuicaエリアに加えて、首都圏の私鉄・地下鉄のPASMOエリアになります。

旅行などでほかの地域に行ったとき、Suicaで自動改札機を利用することはできますが、残高不足でもオートチャージされないので注意しましょう。

Suicaのオートチャージができるカードは限られています。

ですから、Suicaのオートチャージをしたいという理由だけでも、このカードを持つ価値は十分にあります。

3.モバイルSuicaの年会費が当面無料

このカードをモバイルSuicaの決済に登録すると、年会費が当面無料になります。

モバイルSuicaとは、JR東日本の会員制サービスで、おサイフケータイだけでSuicaを利用できたり、スマホから定期券やグリーン券、新幹線の切符などを購入したりできるサービスのことです。

このモバイルSuicaを利用しようと思うと、普通なら1,030円(税込)の年会費が必要になります。

しかし、代金支払いのクレジットカードを「ビュー・スイカ」カードに指定すると、この年会費が無料になります。

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当面無料なのでいつまで無料なのかは分かりませんが、2006年にモバイルSuicaのサービスが開始してから現在まで無料です。

ですから、今後もずっと無料だと予想できます。

おサイフケータイに対応しているスマホを使っている学生なら、このカードを持った上でモバイルSuicaを利用するようにしましょう。

年会費を支払うことなく、スマホだけで電車の改札を通ることができます。

4.iPhoneのSuicaアプリでもオートチャージ可能

7/7 Plus以降のiPhoneでは、おサイフケータイと同じようにSuicaを利用できるようになりました。

iPhone 7/7 Plus以降は、おサイフケータイと同じようにFelicaを搭載しているからです。

これにより、iPhoneを自動改札機にかざすだけで電車の乗り降りができます。

わざわざカバンから財布を出す必要はありません。

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そして、上記のおサイフケータイでのモバイルSuicaと同じように、オートチャージにも対応しています。

つまり、iPhoneをおサイフケータイと同じように利用できるのです。

この機能を利用するには、iPhoneにSuicaアプリをインストールします。

アプリ代はもちろん、年会費などの費用は一切かかりません。完全無料でSuicaを使えます。

ApplePayはオートチャージできない

iPhoneでは、Suicaアプリ以外にもApple PayでSuicaを利用することができます。しかし、Apple PayでのSuica利用はオススメできません。その理由は、オートチャージができないからです。Apple PayだとiPhoneで手動チャージする必要がある上に、VISAブランドは対応していません。

まとめると、Apple PayでのSuica利用は、MasterCardとJCBブランドでの手動チャージのみ可能です。

5.Suica定期券も1枚にまとめられる

大学への通学のために定期券を持っているなら、このカードにまとめることができます。

カード裏面に定期券情報を書き込むことにより、Suica定期券としても利用することができるからです。

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JR東日本の駅に設置されている多機能券売機で操作をすれば、今使っている定期券から移し替えることができます。

また、Suica定期券なら、デポジットの500円も返金してもらえます。

なお、みどりの窓口では定期券の移し替えの手続きはできないので注意しましょう。

このように、通学のために定期券を財布に入れて持ち歩いている場合も、このカードにまとめて持つことができます。

以上のように、クレジットカードにSuicaが付いていることにより、財布に入れるカードの枚数を増やすことがない、自動改札機でオートチャージができる、モバイルSuicaの年会費が無料になる、Suica定期券もひとまとめにすることができる、このような5つのメリットがあります。

3.電車代や特約店でポイント倍増

このカードを持つ3つ目のメリットは、電車代や特約店で利用すると多くのポイントがもらえることです。

これは、このカードを発行しているビューカード株式会社は、JR東日本の子会社だからです。

このカードで買い物すると、1,000円につき2ポイント(5円相当)のポイントを獲得することができます。

そして、Suicaチャージや定期券の購入代なら3倍、特約店で利用すれば2倍のポイントがもらえます。

また、年間のカード利用金額に応じてボーナスポイントがもらえます。

以下では、ポイントが普通よりも多くもらえるしくみについて説明します。

1.Suicaチャージや定期券購入でポイント3倍

このカードを使ってSuicaチャージや定期券をはじめ、以下の代金を支払うと1,000円につき6ポイント(15円相当)がもらえます。

ポイント3倍になる場面
  • JR東日本の乗車券、定期券、回数券、特急券
  • JR東日本国内ツアー
  • Suica定期券
  • Suicaチャージ、オートチャージ
  • モバイルSuicaやSuicaアプリの利用

たとえば、電車の通学定期が1か月5,000円かかるとします。

この定期券を「ビュー・スイカ」カードで支払うと、75円相当のポイントをもらうことができます。

75円というとあまり嬉しくないかも知れませんが、これが1年だと900円、大学4年間だと3,600円になります。

また、卒業して社会人になってからも電車通勤する可能性を考えると、長い目で見れば得になる金額は計り知れません。

また、電車代で得をするために必要なことは、このカードに申し込んで利用するだけというお手軽さを考えると、電車通学する学生ならぜひ持つべきカードであると言えます。

なお、おサイフケータイやiPhoneでSuicaを利用しても、ポイント3倍の対象となります。

2.ENEOSなど特約店でポイント2倍

このカードをENEOSやENEOSでんきの支払いに利用すると、1,000円につき4ポイント(10円相当)がもらえます。

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ENEOSは全国展開しているガソリンスタンドです。

また、ENEOSでんきは、茨城県や栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県の一部で利用できる電力会社です。

たとえば、ENEOSで毎月1万円のガソリンを給油する場合、100円相当のポイントをもらうことができます。

これが1年間になると1,200円を得することになります。

現金でガソリンを給油してもポイントなど何もないことを考えると、このカードを利用するだけの理由でポイント分特になるのは魅力的です。

平日は電車で通学していて、休日は家族や自分の車に乗る学生なら、電車代とガソリン代の両方で多くのポイントを獲得することができます。

3.年間利用額ごとにボーナスポイントがもらえる

このカードは、1年間でのカード利用金額に応じて、以下のようなボーナスポイントが毎年もらえます。

「ビュー・スイカ」カードのボーナスポイント

年間利用金額 ボーナスポイント ボーナスポイントの価値
30万円 100ポイント 250円分
70万円 400ポイント 1,000円分
100万円 600ポイント 1,500円分
150万円 1,000ポイント 2,500円分

※「年間利用金額」は、毎年4月〜翌年3月の期間で計算されます。

たとえば、このカードを通学のSuicaや普段の買い物などで、毎月7万円利用するとします。

この場合、5か月で年間利用金額30万円をクリアするので、6ヶ月目にボーナスポイント100ポイントがもらえます。

そして10か月で年間利用金額70万円をクリアし、ボーナスポイント400ポイントがもらえます。

つまり、毎月7万円=年間利用金額84万円で500ポイントのボーナスポイントをもらえることになるのです。

500ポイントとは、1,250円の価値があります。

もちろん、ボーナスポイント以外にも、上記で紹介したカード利用金額に応じたポイントがもらえます。

このように、カード利用1,000円ごとにポイントがもらえるだけでなく、年間利用金額によってボーナスポイントまでもらうことができます。

貯まったポイントはSuicaに交換できる

ここまで、このカードのポイントのしくみについて説明しました。

ところで、貯めたポイントは一体どうなるの? という疑問をお持ちのことでしょう。

貯まったポイントは、電子マネーSuicaに交換して利用できます。

ですから、電車に乗るときや駅構内での買い物などで利用できるのです。

具体例にはVIEW ALTTEを利用し、このカードの400ポイントを、1,000円のSuicaに交換できます。

VIEW ALTTEとは、主にJR東日本の駅構内に設置されているATMのことです。

ポイント交換は、6時から23時まで年中無休で可能です。

また、モバイルSuicaの場合はVIEW’s NETで手続きをし、スマホで受け取り利用できます。

VIEW’s NETとは、このカードを持っている人だけが利用できるインターネット会員サービスのことです。

ポイント交換のほか、利用金額の紹介や住所、電話番号などの登録情報変更ができます。

VIEW ALTTEがないとSuicaに交換できない

このカードは、関東をはじめVIEW ALTTEが利用できる地域に住んでいるか、帰省する人でないとメリットがありません。それは、カード利用で貯めたポイントをSuicaに交換するにはVIEW ALTTEが必要だからです。

ただし、モバイルSuicaを利用するのであれば、インターネットで交換できます。ですからVIEW ALTTEがなくてもポイント交換で困ることはありません。

まとめると、このカードは基本的に1,000円の利用につき2ポイント(5円相当)のポイントがもらえます。

そして、SuicaやJR東日本のきっぷ購入などで利用すると3倍の6ポイント(15円相当)、ENEOSやENEOSでんきのような特約店で利用すると4ポイント(10円相当)のポイントがもらえるのです。

さらには、年間利用額によってボーナスポイントまでもらえてしまいます。

そして、貯まったポイントは主にJR東日本の駅構内にあるATMであるVIEW ALTTEでSuicaに、インターネット会員サービスVIEW’s NETでモバイルSuicaに、それぞれ交換することができます。

4.海外・国内旅行傷害保険が付帯している

このカードを持つ4つ目のメリットは、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険の両方が付いている(付帯する、という)ことです。

特に国内旅行傷害保険が付帯しているカードは数少ないので、このカードは貴重だと言えます。

なお、これらの保険は無料で、保険代や会費のような費用は一切かかりません。

海外旅行傷害保険とは、海外旅行や留学中に現地で病気やケガなどで病院に行った場合の治療費などを補償してくれる保険のことです。

そして国内旅行傷害保険とは、電車や飛行機、船などに乗車しているときやパッケージツアー中、ホテルでの事故を補償してくれる保険のことです。

以下で海外、国内それぞれの傷害保険についてくわしく説明します。

海外旅行傷害保険

このカードに付帯している海外旅行傷害保険の内容は、以下のとおりです。

海外旅行傷害保険の補償内容

内容 保険金額
死亡・後遺障害 最高500万円
傷害治療費用 最高50万円
疾病治療費用 最高50万円

このカードの海外旅行傷害保険は自動付帯です。

自動付帯とは、海外旅行の代金をこのカードで支払っていくなくても保険が適用されることです。

つまり、このカードを持っているだけで海外旅行傷害保険を無料プレゼントしてもらったのと同じ意味を持つのです。

具体的には、海外旅行中に死亡したり、大きなケガで後遺障害か残ったりしたときや、現地でケガや病気のため病院で治療を受けた場合にかかったときの費用が補償されます。

たとえば、このカードを持っていて海外旅行に行き、現地で急に盲腸になったとします。

このとき、病院での治療費を50万円まで補償してもらうことができます。

海外で病気やケガで病院に行くことはめったにないことでしょう。

しかし、保険とは「万が一」の時のために必要になります。だからこそ保険が付帯しているのは、とても助かります。

国内旅行傷害保険

このカードには、以下の内容の国内旅行傷害保険が付帯しています。

国内旅行傷害保険の補償内容

内容 保険金額
死亡・後遺障害 最高1,000万円
入院 1日3,000円
通院 1日2,000円

このカードの国内旅行傷害保険は、利用付帯です。

利用付帯とは、国内旅行のツアー代や交通費をこのカードで支払った場合に適用される保険のことです。

いくらこのカードを持っていても、旅行代を現金やほかのカードで支払った場合は、国内旅行傷害保険の適用は受けられません。

ですから、旅行に行くときは、代金をこのカードで支払うようにしましょう。

具体的に言うと、電車(JR東日本以外のJRや私鉄でもOK)の特急券や新幹線、飛行機、船のきっぷやチケット代金をこのカードで支払えば、保険が適用されます。

たとえば、東京から大阪まで新幹線で帰省するためのきっぷをこのカードで買い、乗車したとします。

そして駅の階段で転び、病院に行きました。

このような場合であっても保険が適用され、病院代を補償してもらえます。

なお、保険は新幹線や特急に乗っているときはもちろん、改札の内側なら適用されます。

毎日の通学では保険が適用されない

このカードで代金を支払えば国内旅行傷害保険が適用されると書きました。しかし、毎日の通学ではこの保険は適用されません。それは、Suciaや定期券、回数券のような普段利用するものは保険の対象外だからです。ですから、通学中に駅構内や電子やの中でケガをしても補償されません。

また、自分や友だちの車に乗って出かけた場合、本当に国内旅行だったとしても自動車事故は補償されません。

新幹線や特急、飛行機、船などで移動する機会は、多くの人にとって海外旅行よりも機会が多いことでしょう。

このような身近な場面で補償が受けられる保険が付帯しているのは、大きなメリットです。

Suica残高も紛失盗難の補償が受けられる

第三者にこのカードを不正利用されたときの利用金額は、支払う必要はありません。

このカードには、上記の旅行傷害保険以外にも、紛失盗難、インターネット不正利用保険が付帯しているからです。

たとえば、カードを財布に入れていて財布ごと落としてしまったり、盗まれてしまったりしたとします。

その日の夜に財布がないことに気づき、カード会社に連絡したところ、第三者に勝手にカードを利用されていることが分かりました。

このとき、カード会社に「それは私が使ったものではありません」と伝えましょう。

たったそれだけで、不正に利用された利用金額は支払う必要がなくなります。

また、なくしたカードにSuicaの残高がいくらかあった場合、その金額も補償されます。

このようにカードをなくしても悪用されて被害を受けることは一切ありません。

現金が入った財布が手元に返って来る可能性はまずないことを考えると、クレジットカードは現金よりも安全であると言えます。

このカードには、上で挙げたように海外と国内の旅行傷害保険が付帯しています。

冒頭でも書いたように、国内旅行傷害保険が付帯しているカードはあまりありません。

そして、もしカードをなくしたり盗まれたりして不正利用されたときも補償されます。

ですから、帰省や国内旅行で新幹線や電車、飛行機、船を利用する機会がある学生にも、このカードをオススメできます。

国際ブランドはVISAがオススメ

このカードは、VISA、MasterCard、JCBの3つのブランドが用意されています。

その中でオススメはVISAブランドです。

VISAブランドは世界でもっとも利用できる店舗が多く、カード利用者も多いからです。

また、国際ブランドが変わっても、ここまで書いたカードの機能はほとんど変わりません。

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VISAブランドで注意しなければならないのが、iPhoneのApple PayでのSuica手動チャージです。

VISAブランドだと、Apple Payでの手動チャージができません。

もしこの機能を使いたいと考えているなら、MasterCardかJCBブランドを選ぶようにしましょう。

ただ、iPhoneのSuicaアプリを利用すれば、VISA、MasterCard、JCBすべての国際ブランドでオートチャージや手動チャージが可能です。

ですから、VISAブランドを選ぶデメリットはほぼないと言えます。

なお、MasterCardやJCBブランドを選択したからと言って不便なことはまずありません。

多くのお店やインターネットショップでは、VISA、MasterCard、JCBの3つの国際ブランドが利用できることがほとんどだからです。

ですから、見た目のデザインの好みだけで国際ブランドを選ぶのも1つの方法です。

ETCカードに年会費がかかる

ここまでこのカードのメリットを中心に説明しました。

しかし、ETCカードを持つためにこのカードに申し込むことはオススメできません。

その理由は、ETCカードの年会費524円(税込)がかかってしまうからです。

このカード自体は、年会費はかかるものの、WEB明細ポイントサービスを利用すれば実質無料で持つことができます。

しかし、ETCカードの年会費がかかるとなると、WEB明細ポイントサービスでもらえるポイント以上の負担が必要です。

なお、このカードのETCカードを利用しても、通常のカード利用と同じように1,000円につき2ポイント(5円相当)がもらえますが、年会費がかかっては割が合いません。

そのため、ETCカードを持ちたいと考えているなら、別のカードを選ぶことをオススメします。

まとめ

このページでは、「ビュー・スイカ」カードの4つのメリットである年会費は実質無料、クレジットカードとSuicaが1枚になっている、電車代や特約店でポイント倍増、海外・国内旅行傷害保険が付帯している、を中心にくわしく説明しました。

このカードは、Suicaエリアで電車通学している学生や、帰省や旅行で新幹線や飛行機、特急を利用する学生に適しています。

SuicaをオートチャージやiPhone、おサイフケータイでの利用など便利に使える上、多くのポイントがもらえるからです。

貯まったポイントはSuicaに交換し、電車代に使うことができます。

また、国内旅行傷害保険が付帯している数少ないカードです。

以上のように、電車や新幹線、JRの特急を利用する学生なら、ぜひ持っておきたいカードです。

「ビュー・スイカ」カードの詳細

最後に、「ビュー・スイカ」カードのくわしいサービス内容を表にまとめました。

発行会社 ビューカード株式会社
国際ブランド b_visa b_master b_jcb
年会費・
発行手数料
本カード 524円(税込)
ETCカード

524円(税込)

カード特典 Suica定期券、Suicaオートチャージなど
JR東日本の乗車券、回数券、特急券などの
購入時はポイント3倍モバイルSuica年会費が当面無料JR東日本グループのホテルや
レンタカーなどを会員限定割引で利用できる
会員ネットサービス VIEW’s NET
会員限定ショッピングモール
付帯保険 海外旅行
傷害保険
最高500万円(自動付帯)
国内旅行
傷害保険
最高1,000万円(利用付帯)
ショッピング
保険
その他保険 盗難・紛失補償
ポイント 名称 ビューサンクスポイント
付与条件 1,000円のカード利用につき2ポイント

【Suica定期券、Suicaオートチャージなど
JR東日本の乗車券、回数券、特急券などの
購入時】

1,000円のカード利用につき5ポイント

【特約店での利用】

1,000円のカード利用につき4ポイント

有効期限 2年
ポイント交換 他ポイント d_suica
電子マネーSuica、モバイルSuica
キャッシュ
バック
マイル
限度額 ショッピング 学生は最高30万円
キャッシング 公式サイト参照
支払方法 1回、ボーナス一括、ボーナス併用、
分割、リボ
支払日 月末締め翌々月4日払い
金利手数料 リボ 15%
分割 12〜15%
海外利用手数料 b_visa b_master 1.63%
b_jcb 1.6%
対応
電子
マネー
d_suica ポイント対象
d_edy チャージ可
ポイント対象外
d_pasmo
d_nanaco チャージ可
ポイント対象外
d_waon
d_au
 d_icoca チャージ可
ポイント対象外
d_pitapa
d_id
d_quicpay
apple_pay 利用可(d_quicpay