【保存版】学生のためのPiTaPa完全ガイド!関西の学生はPiTaPa利用を激しく推奨

関西に住んでいる学生なら、

  • 通学のためにPiTaPa(ピタパ)定期券を持ちたい!
  • 通学は電車じゃないけど、バイトとかプライベートのためにPiTaPaが欲しい!

そのように思っている方は多いのでは?

PiTaPa定期券を持つためにも、前もってPiTaPaに申し込んで持っておく必要があります。駅の窓口でPiTaPaを発行してくれるわけではありません。

また、大学へは電車で通っていないから定期券はいらないけど、関西で電車に乗る機会が多いならPiTaPaはぜひとも持っておきたい電子マネーです。関西に住んでいれば地下鉄や関西の私鉄を利用する機会は多いはずですからね。

ただ、PiTaPaはSuicaやICOCAとちがって駅の窓口で簡単に発行してもらえません(泣)交通系の電子マネーの中でもPiTaPaだけは後払いなので、申し込みをした上で審査の結果発行されるしくみになっています。

そのため、手に入れるのはちょっと面倒ではありますが、その手間を乗り越えればPiTaPaはICOCAよりも強力な割引を受けることができます。

ですから、日常の電車代を節約するためにも、PiTaPaはぜひとも手に入れていただきたい電子マネーです。

そこでここでは、PiTaPaの特徴とどれだけお得な電子マネーなのか?そして具体的にPiTaPaを手に入れる方法についてくわしく説明します。

PiTaPaは関西の私鉄会社などの交通系電子マネー

PiTaPaは「スルッとKANSAI協議会」が発行する電子マネーです

このページをご覧いただいている方は、ある程度PiTaPa(ピタパ)についてご存じかと思います。でも、おさらいの意味も込めてPiTaPaについて説明しますね。

PiTaPaは、関西の私鉄や市営交通などで構成されているスルッとKANSAI協議会が2004年に開始したサービスです。

この協議会に加わっている関西の私鉄やバス会社、大阪や京都、神戸の市営交通という広い範囲で利用できるだけでなく、お得な運賃割引サービスが用意されているのが大きな魅力なわけですね。

関西だとJR西日本の電子マネーであるICOCA(イコカ)もメジャーですが、ICOCAには運賃割引サービスはないことを考えると、PiTaPaは電車代が節約できるお得な電子マネーだと言えます。

なお、PiTaPaの利用エリアはPiTaPa公式サイト「PiTaPaポストペイエリア詳細マップ(PDF)」で確認できます。

交通系だと唯一の後払い式

PiTaPa以外の交通系電子マネーはすべて前もってチャージが必要です

鉄道系電子マネーは、今ではSuica(スイカ)やICOCA、Pasmo(パスモ)など、全国のJRや私鉄がそれぞれに発行している上、相互に利用することができます。

関西でSuicaを使ったり、ICOCAを東京で使ったりといったことも普通に可能なわけです。

そんな中、数多くの交通系電子マネーの中でPiTaPaだけはチャージ不要の後払い方式だという特徴があります。

つまり、PiTaPaだけはほかの交通系電子マネーとはちがって前もってチャージする必要がなく、鉄道やバスを利用した運賃を後日支払うしくみになっているわけです。

ICOCAやSuicaのようにチャージが必要だと、先にお金を用意しなければならない上にチャージの手間がかかるというデメリットがあります。自動券売機で電子マネーにチャージするのは、意外と面倒くさいものですからね…。

その点PiTaPaなら、関西の私鉄・JRではチャージ残額を気にすることがまったくないため、

「チャージしている間に終電に乗り遅れた…(泣)
誰の家に泊めてもらお…?(悩)」

という目に遭うことは絶対にありません。これはかなり大きなメリットではないでしょうか?

相互利用エリアではチャージが必要
PiTaPaがチャージ不要で利用できるのは、スルッとKANSAI協議会に加わっている関西の私鉄・バス会社とJR西日本の一部のみになります。

東京や名古屋、九州など、関西のPiTaPaエリア以外の地域で利用するときは、ほかの電子マネーと同じように前もってチャージが必要なので注意しましょう。

チャージは全国の駅の自動券売機でできるほか、オートチャージにも対応しています。

オートチャージは、PiTaPaエリアの改札を通るときにチャージ残高が1,000円未満になると自動的にチャージされるという機能です。一見便利ですが、相互利用エリアでPiTaPaを利用しないならチャージされた代金はずっとそのままです。

そのため、関西以外でPiTaPaを利用する機会が少ない学生の方は、オートチャージされないよう設定することをオススメします。

なお、以前は関西でJRを利用するときはチャージが必要でしたが、2018年10月1日から関西地区(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山)のJR指定区間でPiTaPaポストペイサービス(後払い)が開始しました。

鉄道以外にも買い物でポイントが貯まる

PiTaPaは電車・バスだけでなく自販機やお店での支払いも可能です

これはPiTaPaに限ったことではありませんが、交通系電子マネーが利用できるのは電車やバスに乗るときだけではありません。駅構内のキヨスクや自販機、コンビニ、駅ビルの店舗などを中心に買い物で利用することもできます

つまり、PiTaPa1枚あれば電車やバスの乗車だけでなく、ジュースやお弁当、駅ビルでの食事や買い物でも活用できるというわけですね。

特にジュースの自販機やキヨスクで小銭を財布から取り出すのは面倒なので、PiTaPaを使えばスマートです。

また、PiTaPaは電車・バスの利用以外の買い物に限ってはショップ de ポイントというポイントが貯まります。

具体的には100円の利用につき1ポイントが貯まり、500ポイント貯めると電車・バス代から50円を差し引いてくれるというしくみで、0.1%が還元されます。

この0.1%という還元率はハッキリ言ってショボいですが、現金で買い物をしてもまったく何も還元されないことを考えるとお得だと言えますね。

なお、ショップ de ポイントは電車・バスといった交通機関の利用では貯まりません

PiTaPaとクレジットカード、どちらも使えるならクレジットカードの方が得
お店によっては、PiTaPaとクレジットカード、どちらでも支払いができます。

こういったときは、PiTaPaよりもクレジットカードで支払った方がポイントが得になることに注意しましょう。

先ほども説明したとおり、PiTaPaは買い物代金の0.1%がショップ de ポイントで還元される一方で、クレジットカードなら0.5%〜1%がポイントとして還元されますからね。

なので、PiTaPaを買い物に利用するのはクレジットカードが使えないだけにすれば、最大限ポイントで得になります。

相互利用できるのは交通機関のみ

交通系電子マネーが使えるお店でもPiTaPaマークがなければ利用不可(泣)

先ほど、PiTaPaはSuicaやPasmo、ICOCAといったほかの交通系電子マネーのエリアでもチャージすれば利用できると説明しました。

ただ、PiTaPaを相互利用できるのは交通機関に乗るときだけです。SuicaやICOCAが利用できるお店では相互利用ができないので注意しましょう。

PiTaPaで買い物ができるのは、PiTaPaマークがあるキヨスクや自販機、お店だけです。

入会金・手数料・年会費などは実質無料

PiTaPaは実質無料で入手・利用できるのでお得しかありません

ここまで、PiTaPaは関西の私鉄や地下鉄のような市営交通を中心に利用できる電子マネーだと説明しました。ICOCAやSuicaと決定的にちがうのは、基本的にはチャージ不要で後払いができることですね。

そのため、バイト代や仕送りなどで電車・バス代をやり繰りするのに有利になります。ICOCAやSuicaだと、前もって数千円はチャージするのが普通ですからね。

つまり、PiTaPaは財布に優しく無駄のない交通系電子マネーだと言えます。

そして電子マネーと言えば気になるのが入会金や発行手数料、年会費のようなコストではないでしょうか?

この手の電子マネーなどを手に入れるときは、何かしらお金がかかることが多くありますからね。いくらPiTaPaがあればチャージ不要で電車の改札やバスをスルーできるとは言え、できることなら費用はかけたくないのが本音です。

でもご安心を! PiTaPaは入会金・発行手数料・年会費といったコストはまったくかけることなく持つことが可能です。

つまり、交通機関での割引やショップ de ポイントによる還元で100%得をすることができるというわけですね。なお、PiTaPaで受けられる交通機関での割引については後ほどくわしく説明します。

1年間で1度もPiTaPaを利用しないと維持管理料がかかる
PiTaPaは1年の間に1度も利用せずにいると、1,100円(税込)の維持管理料がかかってしまいます。維持管理料というのは、年会費みたいなものですね。

「さっきPiTaPaはコストがまったくかからないって言ったじゃないか!(怒)」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、PiTaPaを年に1度だけでも利用するって、ものすごくハードルが低くありません?

1年に1回以上電車やバスを利用する方なら簡単に条件をクリアできますし、万が一1年の間に1回も電車に乗らないという方でも、駅の近くのお店や自販機でPiTaPaを使うだけで維持管理料はかかりません。

そのため、PiTaPaは実質的にコストゼロで持ち続けられる交通系電子マネーだと言えます。

IC定期券は前もってPiTaPaを用意する必要がある

PiTaPa定期券は前もって用意したPiTaPaに情報が書き込まれます

関西に住んでいる学生の方の中には、私鉄や地下鉄、バスを使って通学するのでPiTaPa定期券が欲しい!という方も多数いらっしゃると思います。

磁気定期券だと手軽に購入できる反面、利用できる改札が限られている上にわざわざ定期入れや財布から取り出さないといけないというデメリットが…。毎日のことになると、少しでも手間を省きたいところですよね。

そんな悩みを解決してくれるのが、PiTaPaに定期の機能を搭載したIC定期券。IC定期券なら、財布や定期入れに入れたまま電車の改札やバスを降りるときにタッチするだけでOKなのがメリットです。毎日の通学がスマートになりますね。

ただ、PiTaPaのIC定期券を手に入れるためには、まずは自分でPiTaPaを用意しておかなくてはなりません。

その用意したPiTaPaカードと学割を受けるために必要な書類の2つがあってはじめてPiTaPa定期券を手に入れることができるわけです。

つまり、IC定期券を利用するにしても結局は自分でPiTaPaに申し込まなくてはなりません

ですから、通学に電車・バスを利用する・しないに関わらず、関西に住んでいる学生の方ならPiTaPaを持っておくことを激しく推奨します。

IC定期券よりも運賃割引サービスの方がお得!
PiTaPaはIC定期券として利用できるだけでなく、超強力な運賃割引サービスも用意されています。

運賃割引サービスは1か月定期券よりも高くなる可能性はゼロであるにも関わらず、夏休みや冬休み、3回生や4回生で通学日数が少ない場合なら1か月定期券よりも安くなるというお得なシステムなのです!

ですから、PiTaPaのIC定期券を持つなら運賃割引サービスの方がお得となることがほとんどです。

なお、定期券とPiTaPaの運賃割引サービスは「Pitapaの区間指定割引は通学定期券よりもオススメ」でくわしく比較・説明しています。

さまざまな運賃割引サービス

さて、ここからPiTaPaの超強力な運賃割引サービスについて説明します。運賃割引サービスは、ほぼ毎日のように電車・バスで通学する学生の方はもちろん、

「通学で電車・バスは使わないから関係ないよ」

「通学だけじゃなくてバイトやプライベートでも電車・バスを使うよ」

という学生の方であってもメリットが大きいサービスです。

具体的な運賃割引サービスは鉄道会社やバス会社により異なりますが、大きく分けて次の4つがあります。

PiTaPaの運賃割引サービス4つ
  1. 利用額割引
  2. 利用回数割引
  3. 登録型割引サービス
  4. 時間帯指定割引

上記の運賃割引サービスの条件を満たすことができなくても普通の運賃がかかるだけなので、得をすることはあっても損することは絶対にないというわけです。

ここから、Pitapaの4種類の運賃割引サービスについて説明しますね。

1.利用額割引

まずは利用額割引。これは、1か月に1つの鉄道・バス会社を利用した金額が一定以上になれば割引が受けられるサービスです。

利用額割引が適用される代表的な鉄道会社は近鉄で、1か月の運賃が3,090円を超えた分は10%割引になります。

たとえば近鉄の運賃が1か月で5,000円だった場合

5,000円−3,090円=1,910円

1,910円×10%=191円が割引になるので、実際の支払い金額は、

5,000円−191円=4,809円

となります。

また、京都市交通局は1か月に3,000円以上利用すると、1か月の運賃全体から9.09%が割り引かれます。

たとえば京都市交通局の運賃が1か月で5,000円だと、

5,000円×9,09%=455円の割引になり、実際の支払い金額は、

5,000円−455円=4,545円

とお得です。

なお、このような利用額割引が適用される会社は、以下のとおりです。

PiTaPaの利用額割引が適用される会社
大阪市交通局、近畿日本鉄道、京都市交通局、神戸市交通局、神戸新交通、北神急行電鉄、水間鉄道、嵐電(京福電車)、阪堺電車、阪急バス、阪急田園バス、神鉄バス、京阪バス、京阪京都交通、京都京阪バス、江若(こうじゃく)交通、神戸交通振興、高槻市営バス、山陽バス、阪神バス、伊丹市営バス、南海バス、南海ウイングバス金岡、岡山電気軌道・岡電バス、中鉄バス、両備バス、下津井電鉄、静岡鉄道、しずてつジャストライン、近鉄バス

2.利用回数割引

PiTaPaの2つ目の割引が利用回数割引。この割引は1か月に1つの鉄道・バス会社を利用した回数で割引が受けられます。

多くの会社で1か月に10回以上利用すれば1か月の運賃全体から10%が割引されるというお手軽さが魅力です。1か月間で自宅から5往復するだけで割引が受けられますからね。

この利用回数割引が適用される会社は、以下のとおりです。

PiTaPaの利用回数割引が適用される会社
阪急電鉄、JR西日本(指定区間)(※)、京阪電車(京阪線)、南海電鉄、阪神電車、山陽電車、神戸電鉄、大阪モノレール、泉北高速鉄道、神戸高速、能勢電鉄

※JR西日本は、関西の区間でのみ利用回数割引が適用されます。また、1か月の利用回数が11回目以降は1回利用するごとにその区間の運賃が10%割引となります。1か月間の運賃全体から割り引かれるわけではないので注意しましょう。

3.登録型割引サービス

PiTaPaの登録型割引サービスは、上記2つの割引とはちがって事前に登録が必要というデメリットはあるものの、そのデメリットを上回る強力な割引を受けることができます。

具体的には、大阪市交通局では前もって登録した区間は運賃が2割引き(学割の場合。社会人の通勤や学生でも通学以外だと1割引き)されるというフリースタイルが大きな魅力です。フリースタイルは6か月定期券とほぼ同じ割引ですからね。

大阪の地下鉄を使って通学する学生の方はかなり多いはずなので、多くの学生の方が恩恵を受けられます。

登録型割引サービスが適用される会社は、以下のとおりとなります。

PiTaPaの登録型割引サービスが適用される会社
大阪市交通局、水間鉄道、阪堺電車、京阪バス、高槻市営バス、山陽バス、南海バス、近鉄バス、嵐電(京福電車)、伊丹市営バス

4.時間帯指定割引

最後の時間帯指定割引は、JR西日本の指定区間だけで適用される割引です。

どんな割引なのかというと、JR京都線、JR神戸線、JR宝塚線の一部で次の時間帯・曜日などに月4回以上利用すると、4回目以降の運賃が30%または50%割引されるというもの。

時間帯指定割引が適用される時間帯や日
  • 平日10時~17時
  • 土日祝日

30%や50%は、かなりお得な割引なのでビックリです。

JR西日本は先ほど説明したとおり利用回数割引も適用されます。そのため、JR京都線、神戸線、宝塚線を利用する機会が多い学生の方なら、ICOCAよりもPiTaPaの方がお得度が高いと言えますね。

ただ、JR西日本の利用回数割引は関西のJR全体で適用されるのに対し、この時間帯指定割引は路線がごく限られています。たとえば大阪環状線では時間帯指定割引は適用されないので注意しましょう。

割引が適用されないならSuicaやICOCAの方が得

ここまで説明したPiTaPaのお得な割引。関西に住む多くの学生の方にとってメリットが大きいことは確実です。

しかし中には、

「PiTaPaの割引を受けるほど電車とかバスを利用しない…(悩)」

という学生の方もいらっしゃることでしょう。

PiTaPaの割引がまったく適用されないのなら、SuicaやICOCAの方が得になる可能性が高くなります。

SuicaやICOCAはPiTaPaのような割引はまったくありませんが、クレジットカードを使ってチャージするとポイントが貯まりますからね。

ただ、PiTaPaの割引が受けられないほど電車・バスの利用が少ないのなら、普通に切符を買った方がいいような気もします。

ここまでPiTaPaの割引について説明しましたが、鉄道・バス会社によって割引の種類がちがう上、割引料金の計算が複雑ですね…(汗)

ただ、登録型割引サービス以外の割引は、普通にPiTaPaを利用して条件を満たせば、自動的に運賃を割引してくれます。

そのため、極端に言えば何も考えずにPiTaPaを使っているだけで電車・バス代が節約できるというわけです。

Pitapaの申し込み方法2つ

クレジットカードとPiTaPaを使い分ければお得度UP!

ここまで、PiTaPaのしくみや割引についてくわしく説明しました。

ここまで長々と説明してきましたが、まとめるとPiTaPaを使って電車・バスを利用すれば後払いになる上に自動的に運賃が割引されるので、関西の学生の方にはICOCAよりもオススメってことです。

そのため、

「今すぐにでもPiTaPaを手に入れて使いたい!」

そんな気持ちになっている学生の方も多いと思います。そこで、ここではPiTaPaを手に入れる方法を説明しましょう。

PiTaPaを手に入れる方法は大きく分けて2つあります。

PiTaPaを手に入れる方法2つ
  1. PiTaPa公式サイトからPiTaPaカード単体で申し込む
  2. クレジットカードの追加カードとして申し込む

「んで、どっちがいいの?」

って話ですが、管理人としては2番目のクレジットカードの追加カードとして申し込むことをオススメします。PiTaPaカードとクレジットカードを組み合わせて活用すれば、お得度が大幅にアップしますからね。

「いやいや、クレジットカードに申し込むと審査とかあるんじゃないの?
できたらそういうのはイヤなんだけど…(困)」

確かに、審査なんて言うと大げさな感じがしますよね(苦笑) できれば避けたいと思う学生の方は多いと思います。

でもPiTaPaは、このページのはじめの方でも説明したとおり後払い式の交通系電子マネーです。そのため、PiTaPaカード単体で申し込んだとしても絶対に審査があります

後払い式の電子マネーを誰にでも発行すると踏み倒しのリスクがあるため、必ず審査があるわけです。この審査があるという点が、強いて言えばPiTaPaのデメリットです。

ただ、PiTaPaカード単体にしろクレジットカードにしろ、審査があると言っても学生の方なら無収入でも手に入れることができるので安心してください。

ここから、PiTaPaを手に入れる2つの方法について説明します。

1.Pitapaカード単体で申し込む

まずはPiTaPaカード単体で申し込む方法。ちなみに単体のPiTaPaカードは、PiTaPaベーシックカードという名前です。

当サイトでは、次で説明するクレジットカードの追加カードとしての申込みがオススメです。ただ中には、

「PiTaPaカードが欲しいだけだから、不要なクレジットカードは持ちたくない!」

という学生の方もいらっしゃると思います。そのような方であればPiTaPaベーシックカードに申し込むことをおすすめします。

PiTaPaベーシックカードは、電車・バス代などを後払いで支払うための口座がわかる通帳やキャッシュカードを用意すれば、PiTaPa公式サイト「PiTaPaベーシックカード」から申し込みを完了できます。

申込み完了後、最短2週間でPiTaPaカードが自宅に郵送されます

2.クレジットカードの追加カードとして申し込む

PiTaPaカードは、上記で説明したPiTaPaベーシックカード単体だけでなく、クレジットカードとセットで手に入れる方法もあります。

PiTaPaは関西の電車・バスでは強力な割引を受けることができますが、買い物で貯まるショップ de ポイントはハッキリ言ってショボいのがデメリットです。先ほども説明しましたが、買い物での「ショップ de ポイント」はPiTaPaで買い物した代金の0.1%分しか還元されません。

その点、クレジットカードなら買い物代金の0.5%以上はポイントとして還元されるため、電車・バス代金はPiTaPaカード、買い物はクレジットカードというふうに使い分けることにより、効率よく節約ができるわけです。

ですから、PiTaPaカードを手に入れて活用しようと考えている学生の方には、クレジットカードとセットで申し込むことを強くオススメします。

クレジットカードの追加カードでもポイントは貯まらない

利用すればポイントが貯まるクレジットカード。

「クレジットカードの追加カードのPiTaPaなら、
電車・バス代の割引が適用される上にクレジットカードのポイントが貯まるとか?」

と期待される学生の方もいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、残念ながらPiTaPaを利用してもクレジットカードのポイントは貯まりません(泣)

PiTaPaカードはクレジットカードとは別に、約2〜3週間で自宅に届きます

PiTaPaが手に入るのは三井住友カードだけ!

では、PiTaPaとセットで手に入れるクレジットカードは何がいいのか?説明します。

まず注意しなければならないのは、PiTaPaカードが作れるクレジットカードは三井住友カードだけだということ。

楽天カードやライフカードなど、三井住友カード以外のカード会社が発行しているクレジットカードに申し込んだとしても、PiTaPaカードは手に入りません。

そして三井住友カードが発行しているクレジットカードの中で、PiTaPaともっとも相性がよいのが三井住友カード デビュープラスです。

このカードは学生なら無収入でも審査に通過できる上、年に1度だけでも利用すれば年会費無料になるというメリットがあります。

さらに多くのクレジットカードがカード利用代金の0.5%しかポイントが貯まらない中、このカードは利用代金の1%(入会してから3か月間は何と2.5%!)、つまり普通のクレジットカードの2倍以上のポイントが貯まるという節約に特化したカードなんです。

そのため、電車・バス代やPiTaPaしか使えないお店ではPiTaPaカード、PiTaPaカードとクレジットカードの両方が使えるお店では三井住友カード デビュープラスと使い分ければ、電車・バス代だけでなく買い物でも大きく節約できるというわけですね。

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