インターネットショッピングで初めてカードを使う方法

これから初めてのクレジットカードを持とうとしている学生にとっては、どうやってインターネットでの買い物でカードを利用するのか? 分からないので不安なのではないでしょうか。

カードをインターネットショッピングで利用するには、クレジットカード番号や有効期限、氏名、セキュリティコード、暗証番号を入力します。そして買い物に利用した金額は、翌月などに指定した引き落とし口座から自動的に支払われます。

インターネットでの買い物にカードを利用すれば、手数料がかかりません。ですから、コンビニ払いのようにわざわざコンビニに支払いに行く必要もなければ、銀行振込のように振込手数料を払う必要もありません。そのため、Amazonや楽天市場などでのインターネットショップのためにカードを持つのもオススメできます。

そこでこのページでは、クレジットカードをインターネットショッピングで利用する方法について、くわしく説明します。

1.ショッピングサイトごとに使える国際ブランドは異なる

インターネットショップサイトによって、利用できるクレジットカードの国際ブランドは異なります。国際ブランドとは、VISAやMasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレスなどのことです。

すべてのインターネットショップでは、利用できる国際ブランドが表示されています。ここで手持ちのクレジットカードが使えるかを確認しましょう。

なお、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングのような大手インターネットショップでは、すべての国際ブランドが利用できます。しかしサイトによっては利用できない国際ブランドがあります。ですから、いろいろなショッピングサイトを利用する機会が多いなら、VISAかMasterCardのカードを持つようにしましょう。VISAブランドとMasterCardは、ほとんどのインターネットショップで利用できるからです。

2.クレジットカード情報を入力する

自分が持っているカードの国際ブランドが利用できることを確認したら、次にクレジットカード情報を入力します。クレジットカード情報とは、カード会社、カード番号、カード名義、セキュリティコード、有効期限の5つのことです。

ただ、ショッピングサイトによっては、この4つをすべて入力する必要はありません。たとえば、カード名義の欄がなかったり、セキュリティコードは入力しなくてよかったりするサイトがあります。以下では、インターネットショップで入力が必要な5つのクレジットカード情報について説明します。

1.カード会社

インターネットショップで入力する1つ目の情報は、カード会社です。ここでいうカード会社とは、国際ブランドのことです。自分が持っているカードの国際ブランドを選択しましょう。国際ブランドは、カードの右下に表示されています。

なお、サイトによって選ぶことができる国際ブランドがちがいます。たとえば、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングではVISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブの5種類の国際ブランドを選ぶことができます。しかし、サイトによってはVISA、MasterCard、JCBの3種類のみでアメリカン・エキスプレスとダイナースクラブを選べなかったり、VISAとMasterCardしか選べなかったりする場合があります。

このように、サイトによって利用できる国際ブランドがちがうことに注意しましょう。なお、VISAとMasterCardは、ほぼすべてのインターネットショップで利用できます。ですから、主にインターネットショッピングのためにカードを持ちたいと考えているなら、VISAかMasterCardの国際ブランドを持つことをオススメします。

2.カード番号

インターネットショップで入力する2つ目の情報は、カード番号です。カード番号とは、カード中央に表示されている15ケタか16ケタの数字のことです。

ショッピングサイトによって、ハイフンを入力する場合としない場合、ケタごとに入力欄が分かれている場合があります。自分のカードに書かれているカード番号を見ながら入力しましょう。

3.カード名義

インターネットショップで入力する3つ目の情報は、カード名義です。カード名義とは、カードに書かれている名前のことです。

カードの名前はローマ字で表示されています。多くのサイトではカードに表示されているのと同じローマ字で、すべて大文字で入力します。なお、このカード名義は、入力が不要なサイトもあります。

このように、カード名義の欄には、カードに表示されている名前をそのまま、すべて大文字のローマ字で入力します。

4.セキュリティコード

インターネットショップで入力する4つ目の情報は、セキュリティコードです。セキュリティコードとは、カードの裏面に3ケタで書かれていたり、カードの表面に4ケタで書かれていたりする数字のことです。

 

インターネットショッピングだと、本当にカードの持ち主が利用しているのかどうか分かりません。もしかしたら他人のカード情報を使って不正に利用しようとしていることも考えられます。そのため、カード本体を持っていないと絶対に知ることができないセキュリティコードの入力を求められます。なお、セキュリティコードはインターネットショッピングでしか使いません。コンビニやファミレスなどのお店でセキュリティコードが必要になることはありません。

インターネットショッピングでは、セキュリティコードの入力を求められることがあります。

5.有効期限

インターネットショップで入力する5つ目の情報は、カード有効期限です。カード有効期限とは、そのカードがいつまで利用できるのかを表示したものです。

有効期限は、月/年(西暦下2ケタ)の順で表示されています。そのため、インターネットショップでも同じように月/年の順で入力します。ただ、たまに表示とは逆に年/月の順で入力を求められることがあるので、よく確認しましょう。

このように、インターネットショップでのカード支払いに必要な、カード会社、カード番号、カード名義、セキュリティコード、有効期限の5つを入力します。

3.支払回数を選ぶ

カード情報を入力したら、支払方法を選びます。支払回数とは、インターネットショッピングで使った金額を、何回に分けて支払うのかということです。

1回払い、分割払い、リボ払いなどの支払い方法を選ぶことができます。ただ、サイトによっては1回払いのみだったり、1回払いと分活払いのみだったりと、選択できる支払回数は異なります。

また、分割払いやリボ払いを選択しても、持っているカードの種類によっては対応してもらえない場合もあります。そのような場合は、インターネットショッピングのときは1回払いを選択し、後日カード会員専用サイトでリボ払いに変更するなどで対処しましょう。

4.暗証番号を入力する

最後に、4ケタの暗証番号を入力します。暗証番号とは、カード申し込みのときに指定する4ケタの数字のことで、カードには書かれていません。暗証番号は、第三者の不正利用を防ぐために入力を求められます。

もし暗証番号を忘れてしまった場合、カード会社に電話で連絡する必要があり面倒です。ですから、申し込みのときに決めた暗証番号は忘れないようにしましょう。

なお、暗証番号はサイトによっては入力する必要がありません。

4.カード情報を送信する

カード情報や暗証番号の入力が終われば、カード決済のために情報を送信します。このとき、パソコンやスマホの画面がなかなか変わらず不安になることがあります。しかし、送信や確認のボタンを何度もクリックしないようにしましょう。カード情報が2回、3回と送信されてしまい、買い物した金額よりも多くの金額が請求されてしまう可能性があります。

なお、インターネットでカード情報が送信されるときは、データが暗号化されます。ですから、誰かにカード情報を盗まれたり、見られたりすることはありません。

5.翌月に利用金額が口座から引き落とされる

インターネットショップでクレジットカードを利用した金額は、翌月などに一括してカード会社に支払います。具体的には、カード会社からメールでカード利用金額の案内があり、指定した口座から引き落とされます。

ですから、インターネットで申し込んだ後、銀行やコンビニから代金を支払わなくてもお店は品物を発送してくれます。また、買ったものが動画や音声のようなデータの場合、すぐにダウンロードのような方法で手に入れることができます。

カード情報さえ知っていれば悪用される恐れがある

インターネットショップでは、カード情報を知っていれば本人でなくても買い物ができます。そのために上記で説明したセキュリティコードや暗証番号を入力します。しかし、それでも悪用される恐れはあります。ですから、カード番号やセキュリティコードは絶対に人に教えないようにしましょう。

不正利用は補償してもらえる
インターネットショッピングでカード情報を入力すると、悪用されて見に覚えのない請求がされるのではないかと心配な学生もいることでしょう。しかし、心配は不要です。もしも買った覚えのない代金が請求された場合、カード会社に連絡すれば支払いをする必要はないからです。

クレジットカードにはインターネット不正利用補償というサービスが付いています。そのため、もし他人に勝手に買い物に利用された場合、カード会社が補償してくれるのです。これで安心してインターネットショッピングでカードを利用することができます。

まとめ

このページでは、クレジットカードをインターネットショッピングで利用する方法についてくわしく説明しました。インターネットショッピングでは、カードに書かれている情報を入力して買い物をします。そして不正利用を防ぐため、暗証番号を入力する必要がある場合もあります。

カード情報さえ入力すれば、銀行やコンビニから代金を振り込む手間や手数料なしに買い物ができるので、とても便利です。あとは待っていれば、自宅に品物に届きます。

ただ、インターネットでカード情報を入力すると、情報が悪用されて誰かに勝手に買い物に使われる不安があるかもしれません。しかし、その心配はいりません。もしもカードを不正利用された場合、カード会社がその代金を補償してくれ、支払う必要がなくなるからです。

そのため、インターネットショッピングでカードを利用することは、銀行やコンビニから代金を振り込む手間や手数料がいらなくなるというメリットしかありません。ですから、インターネットショッピングをする機会が多いなら、クレジットカードを活用しましょう。

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