クレジットカードは、ゆとりを持って申し込むのが理想です。そんなことは分かりきったことですが、
- 海外旅行(or 留学)まであと数日…。出版までに何とかカードに申し込んで受け取りたい!
- インターネットでの買い物で急にカードが必要になった!
そういった学生の方もいらっしゃることだと思います。むしろ、学生の方がクレジットカードを作るとなると、急ぎのことの方が多いのではないでしょうか?
社会人なら「何かあったときのために、作っておこうかな?」と考えるもの。でも、学生の方なら必要性がないと申し込まないのが普通ですからね。
クレジットカードが発行される日数は、カードの種類によってちがいます。多くのカードは申し込みからカードが手に入るまで約1週間ですが、それよりも早いカード、あるいは遅いカードがあります。
急いでカードを手に入れたい状況なら、1日でも早く手に入るカードに申し込みたいところですね。
そこでここでは、発行日数がとにかく短いカードを紹介します。今すぐこのページで紹介しているカードに申し込めば、海外旅行(or 留学)、急ぎのインターネットショッピングにバッチリ対応できますよ。
MUFGカード・イニシャルは、インターネットからの申し込みで最短翌日発行。申し込みから最速で手に入る学生クレジットカードです。
また、カードの機能やサービスは急いでいるのである程度は妥協するとしても、明らかにスペックが低いものは持ちたくたいのが本音。
その点、このカードは三菱UFJ銀行のグループ会社である三菱UFJニコスが発行している、言わばブランドです。大規模なカード会社が発行しているので、サービスやサポートは信頼できます。
また、最高2,000万円という学生カードとしては手厚い海外旅行保険や盗難・不正利用の補償もついているため、数日後の海外旅行や留学にも十分対応できるのも大きな魅力です。
まとめると、MUFGカード・イニシャルは最短で手に入る上にサポート・サビースも充実した急ぎでクレジットカードが欲しい学生の方にもってこいのカードです。
カードの申し込みから発行まで1〜2週間かかる理由
冒頭で、カードに申し込んでから発行されるまでに1〜2週間の期間が必要だと書きました。
なぜこれだけの期間が必要なのかというと、審査とカード利用金額を引き落とすための口座の手続き、そして未成年であれば親の同意に時間がかかってしまうからです。
審査とは、カード会社が申し込んだ学生の氏名や住所、年齢が本当なのか? カードを発行してきちんと利用金額を支払ってくれる人かどうか? ほかのクレジットカードや携帯電話料金の支払状況を調査機関で調べることです。
ほかのカードや携帯電話料金に延滞があれば審査に落ちてしまいます。
カード利用金額の引き落とし口座は、カード会社は金融機関に口座情報が正しいかを確認してもらう必要があります。
もし口座番号や名義がちがっていたら、カード会社はカード利用金額を受け取ることができないからです。また金融機関は、私たちがその口座から利用金額を引き落とす意思が本当にあるかを確認します。
そして未成年の場合は、絶対に親の同意が必要です。ですから、カード会社は学生がカードを持つことに同意しているか、親に必ず電話で確認します。このときになかなか連絡を取ることができないと、カードが発行されるまでの期間が長くなってしまいます。
この審査と引き落とし口座、そして未成年であれば親の確認が済んだ後にカードが自宅に郵送されます。そのため、カードに申し込んでから手に入れるまでに1〜2週間待つ必要があるのです。
学生が持つことができる発行日数が短いカード
多くのカードは申し込みから発行までに1〜2週間かかりますが、発行日数が短いことをウリにしているカードもいくつかあります。
このようなカードは、審査や口座確認が短時間で済むようになっているため、申し込み当日や翌日にカードが発行できます。
具体的には、エポスカードとセゾンカードインターナショナルは窓口で申し込めば即日に発行されます。
まとめると以下の表のとおりです。
申し込みからカードを手に入れることができる日数
カード | 申込み方法 | |
---|---|---|
窓口 | インターネット | |
エポスカード | 即日 | 7日 |
セゾンカードインターナショナル | 3日 | |
MUFGカード・イニシャル | (窓口なし) | 翌日 |
三井住友カード デビュープラス | 翌営業日 | |
学生専用ライフカード | 3日 |
ここから、発行期間が短いカードについてくわしく紹介します。
エポスカード … 最短即日発行
急ぎでカードを持ちたい学生にもっともオススメなのが、エポスカードです。このカードは、エポスカードセンターで申し込めば30分後にはカードが発行され、すぐに利用することができます。
さらに、年会費無料であるにも関わらず、海外旅行傷害保険が付帯しているため、数日後の海外旅行に間に合うように手に入れることができるのです。
エポスカードセンターとは、エポスカードの申し込みや手続きができる窓口のことです。主に東京周辺や関西のマルイ店舗内に設置されています。
エポスカードセンター一覧(エポスカード公式サイト)
申し込みに必要なものは、運転免許証や社会保険証のような身分証明書と、利用金額を引き落とす口座のキャッシュカードです。このカードは学生専用カードではないので、学生証は不要です。
なお、エポスカードセンターでの申し込み・受け取り以外にも、インターネットから申し込んで郵送でカードを受け取ることもできます。
ただし、この場合はカードが自宅に届くまで7〜10日ほどかかってしまいます。ですから、エポスカードセンターまで足を運ぶことができない場合は、このカードを即日で手に入れることはできません。
このカードは年会費無料であるにも関わらず、海外旅行傷害保険が付帯しています。数日後の海外旅行に間に合うように手に入れたいと考えているなら、エポスカードセンターでこのカードに申し込むことをオススメします。
セゾンカードインターナショナル … 最短即日発行
急ぎでカードを手に入れたい学生に、エポスカードの次にオススメできるのが、セゾンカードインターナショナルです。このカードも上記のエポスカードと同様に、セゾンカウンターで申し込めば、その場でカードが発行されます。
セゾンカウンターとは、カードの申し込みや登録情報の変更、紛失・盗難の手続きなどができる窓口のことです。
セゾンカウンター検索(セゾンカード公式サイト)
このカードは海外旅行傷害保険が付帯していないので、数日後に迫った海外旅行のためにカードを持ちたい場合は、あまり適していません。
ただ、エポスカードとくらべて全国的に設置されているので、エポスカードセンターは遠いが、セゾンカウンターなら近くにあるという学生なら、セゾンカードインターナショナルに申し込むことをオススメします。
そして、このカードはセゾンカウンターでETCカードも即日発行されるので、ETCカードを急ぎで欲しい学生にもオススメできます。
また、このカードもエポスカードと同じように、インターネットで申し込み、郵送で受け取ることもできます。この場合はカードが手元に届くまで3〜7日程度かかってしまいます。
ですから、近くにセゾンカウンターがないために足を運ぶことができない場合、その日のうちにカードを手に入れることはできません。
まとめると、このカードはセゾンカウンターに直接行けばその場でカードを手に入れることができます。ただ、海外旅行傷害保険が付帯していないため、海外旅行にはやや適していないというデメリットがあります。
一方で、セゾンカウンターは全国的に設置されているので足を運びやすく、ETCカードも申し込みの日に手に入れることができるというメリットがあります。
MUFGカード・イニシャル … 最短翌日発行
急ぎでカードを手に入れたい学生に3番目にオススメできるのが、MUFGカード・イニシャルです。このカードは、窓口が用意されていないので、即日発行はされませんが、インターネットでの申し込みで、最短翌日に発行されます。
そのため、MUFGカード・イニシャルは、エポスカードセンターやセゾンカウンターが遠いなど、カードを郵送で受け取りたいなら最短で手に入れられるカードです。
ただし、翌日に発行されるためには、3つの条件があります。それは、VISAかMasterCardの国際ブランドを選択すること、利用金額の引き落とし口座はオンライン振替サービスに対応した金融機関を指定すること、そして朝9時までにインターネットで申し込みを済ませることです。
このカードは、VISAとMasterCard以外にも、JCBとアメリカン・エキスプレスを選択することができます。
しかし、JCBとアメリカン・エキスプレスを選択した場合だと、カードが手元に届くまで、3〜7日ほどかかってしまいます。
ですから、急ぎでカードを手に入れたいと考えているなら、VISAかMasterCardを選ぶようにしましょう。
オンライン振替サービスとは、カード会社が契約している金融機関なら、カード利用金額の引き落としをインターネットだけで設定することができます。
オンライン振替サービスに対応している金融機関は、以下のMUFGカード公式サイトで確認することができます。
オンライン振替サービスの詳細(MUFGカード公式サイト)
そして、申し込みの翌日にカードを手に入れるためには、朝9時までにインターネットで申し込みをする必要があります。朝9時をすぎると、カードが手元に届くのは2日後になります。
ただ、2日後であっても、このカードがインターネットからの申し込みで最短で手に入れることができることには変わりありません。
まとめると、MUFGカードはインターネットでの申し込みなら、最短で手に入れることができるカードです。
ただし、なるべく早く手に入れるためには、国際ブランドはVISAかMasterCardを選び、利用金額の引き落とし口座はオンライン振替サービスに対応した金融機関を指定する必要があります。
三井住友カード デビュープラス … 最短翌営業日発行
急ぎでカードを手に入れたい学生に4番目にオススメできるのが、三井住友カード デビュープラスです。このカードは、インターネットでの申し込みでも、最短翌営業日に手に入れることができます。
また、最短翌営業日にカードを手に入れるためには、インターネットで申し込む、利用金額の引き落とし口座は以下のオンライン振替サービスに対応した金融機関を指定する、Pitapaカードに申し込みをしない、この3つが条件です。
インターネットで引き落とし口座の設定ができる金融機関(三井住友カード公式サイト)
このカードは、主に関西の私鉄で利用することができる電子マネーであるPitapaカードを持つことができます。しかし、カード申し込みと同時にPitapaカードに申し込むと、カード発行まで日数がかかってしまいます。
ですから、まずはクレジットカードだけに申し込んで翌営業日に手に入れ、その後Pitapaカードに申し込むようにすると、カード本体は早く手に入れることができます。
まとめると、三井住友カード デビュープラスは、インターネットからの申し込みで最短翌営業日に手に入れることができます。
ただし、そのためにはオンライン振替サービスに対応した金融機関を指定し、Pitapaカードに申し込みをしないことが必要です。
学生専用ライフカード … 最短3日で発行
急ぎでカードを手に入れたい学生に三井住友カード デビュープラスと並んでオススメできるのが、学生専用ライフカードです。
このカードは、数日後に迫った海外旅行や留学のために急いでカードが欲しい学生に向いています。
このカードには、海外旅行傷害保険が付帯しているだけでなく、海外でのカード利用金額の3%がキャッシュバックされるという特徴があるからです。
このカードも三井住友カード デビュープラスと同じように、最短3日で手に入れることができます。
ただ、そのためにはインターネットで申し込む、引き落とし口座にインターネット口座振替受付サービス提携金融機関を指定するという2つの条件を満たす必要があります。
インターネット口座振替受付サービス提携金融機関とは、銀行印を押さずにインターネットで入力するだけで口座の指定ができるサービスに対応している金融機関のことです。
普通なら口座引き落としを申し込むときには、申込書に銀行印を押して郵送しなければなりません。しかし、このカードを発行しているライフカードと提携している金融機関であれば、申込書をわざわざ郵送する必要はありません。
具体的な金融機関は以下のとおりです。
インターネット口座振替受付サービス提携金融機関(ライフカード公式サイト)
もしも引き落とし口座に指定しようと考えている金融機関が上のリンクに書かれていないと、紙の申込書に記入した上で銀行印を押し、郵送しなければなりません。その場合は3日でカードを手に入れることができないことに注意が必要です。
このように、学生専用ライフカードは、インターネットから申し込み、利用金額の引き落とし口座にインターネット口座振替受付サービス提携金融機関を指定すれば、最短3日でカードを手に入れることができます。
海外旅行傷害保険と海外利用でキャッシュバックのサービスが付帯しているので、数日後に迫った海外旅行や留学のために申し込むのにピッタリです。
JCB CARD EXTAGEは、たとえ20歳以上であっても学生のカード発行は最短でも1週間ほどかかります。
このカードも学生専用ライフカードと同じように、インターネットで利用金額の支払口座を設定すれば最短3日で発行されるサービスを行っています。しかし、学生はこのサービスの対象外。
ですから学生がこのカードに申し込むときは、紙の口座振替依頼書に記入した上で銀行印を押し、郵送する必要があります。そのため、カードが発行されるのは、申し込みからどれだけ早くても1週間後になります。
このように、申し込みの日に手に入れることができるカードは、エポスカードとセゾンカードインターナショナルの2種類です。ただ、どちらとも窓口に足を運んで申し込みをしないと、申し込み当日にカードを受け取ることはできません。
どちらのカードも窓口が遠く、直接申し込みに行くことができない場合は、MUFGカード・イニシャルと三井住友カードがインターネットからの申し込みで最短で手に入れることができるカードです。
また、学生専用ライフカードも申し込みから最短3日でカードを手に入れることができます。
インターネットからの申し込みですぐにでもカードを手に入れるためには、利用金額の引き落とし口座をカード会社が提携している金融機関に指定する必要があります。
もしカード会社が提携していない金融機関を指定する場合は、紙の口座振替依頼書に記入した上で銀行印を押し、そして郵送するという手間が必要になるため、カードが手に入るのは約1週間になってしまいます。
未成年者の即日発行は、親を窓口に連れていく
未成年(20歳未満)の学生は、カードを持つためには親の同意が必要です。ですから、カードに申し込むと親の同意が確認できてはじめて発行されます。つまり、カードを手に入れるまでの期間が長くなってしまうのです。
未成年の学生がその日のうちにカードを手に入れる方法は、エポスカードやセゾンカードインターナショナルに窓口で申し込むときに、親を連れていくことです。
これならその場で親の同意が確認できるため、すぐにカードを発行してもらうことができます。
また、1人暮らしで親と別居していたり、自宅から窓口があまりにも遠く、直接足を運ぶことができない場合は、親にカード会社から連絡があるので、携帯電話に知らない番号から電話があっても出てもらうよう伝えておきましょう。
これにより、カード会社がスムーズに親の同意を確認することができ、なるべく早くカードを手に入れることができます。
まとめ
このページでは、申し込み当日を含め、3日以内に手に入れることができるカードを紹介しました。
申し込み当日に手に入れることができるカードはエポスカードとセゾンカードインターナショナルです。この2つのカードは、窓口で申し込めばその場で手に入り、すぐに利用することができます。
申し込みに必要な本人確認書類(運転免許証や健康保険証)とカード利用金額の引き落とし口座に指定するキャッシュカードを忘れず持って行きましょう。
また、学生専用ライフカードは、申し込みから最短3日で手に入れることができます。
このとき気をつけなければならない点は、それぞれのカード会社が提携している金融機関を引き落とし口座に指定しないと、カード発行が遅くなってしまうことです。
そして、未成年の学生がカードを手に入れたい場合、親の確認が必要です。もしカード会社が親の同意を確認できないと、カードが発行されるのがどんどん遅くなってしまうのです。
未成年であれば、その場でカードを発行してくれる窓口に親を連れて行くのがもっとも確実です。
また、インターネットでの申し込みなら、カード会社から親に確認の電話があることを伝えておき、確実に電話に出るよう伝えておきましょう。