学生がインターネットでのカード申し込みをするときの入力内容をくわしく解説


クレジットカード会社のサイトからカードに申し込もうと思ったとき、具体的に何を入力すればよいのか分からないことがよくあります。

カードの申し込みには、名前や住所、生年月日、年収や家族の状況、かよっている大学などの情報を入力する必要があります。そのため、とても面倒くさく感じるものです。また、申し込みのときに入力した内容は、審査にも影響します。

審査とは、カード会社が申し込みのあった学生にカードを発行するか、そして発行するのであれば限度額はいくらにするかを判断することです。

そこでこのページでは、カード会社のサイトで申し込み内容をどのように入力すればよいのか、また審査にどのような影響があるのかを、1つずつくわしく説明します。

申し込みで必要な内容は、どのカードでもほぼ同じ

このページでは、例として三井住友VISAデビュープラスカードというカードの申込画面を使って説明します。申し込むカードによって画面はちがいますが、入力する内容はほとんど一緒です。ですから、申し込みたいカードが三井住友VISAデビュープラスカード以外であっても参考にしていただけます。

パソコンからの入力がオススメ

カードの申し込みは、パソコンから行うことをオススメします。名前や住所、そして数字を入力しなければならないため、パソコンのキーボードの方がスムーズだからです。ただ、スマホでも申し込みはできます。ですから、パソコンを持っていなかったり、スマホでもストレスなく文字や数字の入力ができたりするなら、スマホを使っても問題ありません。

前もって準備するもの

前もって手元に用意しておくと、申し込み情報の入力がスムーズになるものがあります。それは、運転免許証(なければ不要)と引き落とし口座のキャッシュカードの2つです。これは申し込みのときに、運転免許証番号や引き落とし口座情報を入力する必要があるからです。なお、引き落とし口座は、学生本人の名義のものでなければなりません。親の口座から引き落としてもらうことはできないので注意しましょう。

運転免許証番号や引き落とし口座情報が分からないと、イチから入力し直す必要があります。申し込みの情報を途中まで入力して保存し、後から入力することができないからです。そのため、1度ですべての情報が入力できるように運転免許証と引き落とし口座のキャッシュカードは手元に用意しておきましょう。

入力方法

三井住友VISAデビュープラスカードは、以下のような申し込み画面です。

1.規約に同意する

まず初めに、カード会社が定めている規約に同意する必要があります。規約とは、カード会社が学生の個人情報を保有・収集することです。分かりやすく説明すると、カード会社が学生の個人情報を調べたり、今回の申し込みでの審査結果を保管したりすることに同意しなければなりません。

具体的にいうと、カード会社は個人信用情報機関で個人情報を調べます。個人信用情報機関とは、すべてのクレジットカードやローン、携帯電話料金などの申込や支払いといった状況が集められている機関のことです。

つまり、審査でカード会社が個人信用情報機関の情報を見ることに同意しなければカードに申し込むことができません。ですから、必ず同意する必要があります。

2.氏名、生年月日、性別や住所などは正確に

ここから個人情報を入力していきます。まずは氏名や生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号です。

ここに入力した内容でカードが郵送されます。ですから、1人暮らしをしている場合はアパートのように、郵送されたカードを実際に受け取ることができる住所を入力します

電話番号は、自宅か携帯電話のどちらを入力すれば問題ありません。カード会社から電話があるのは、カードが不正利用に遭ったり利用金額を延滞したりという重要なときです。ですから、できるだけ早く連絡が取れるよう、携帯電話番号を入力しましょう。

なお、カード会社が個人信用情報機関でほかのカードや携帯電話料金の支払い状況を調べるのに使われます。そのため、ウソがバレると審査に落ちます。特に、本当は未成年なのに20歳以上のフリをするのはやめましょう。

氏名や生年月日、住所などは、カードが発行されて郵送されるときに利用されたり、審査でほかの申し込み内容とつじつまが合うかチェックされたりするので、本当のことを入力するようにしましょう。

4.メールアドレスは確実に受け取れるものを

次に入力するのがメールアドレスです。

メールアドレスは、カード会社からの重要なお知らせが届きます。ですから、パソコンのメールアドレスのように今後ずっと受信できるものを入力しましょう。携帯アドレスは入力しないことをおすすめします。なぜなら、携帯アドレスは受信できなかったり、受信できてもキャリアを変更すれば届かなくなったりするからです。

5.世帯家族は実家の家族も含めて入力

次に世帯家族についてを入力します。世帯家族とは、家族の状況のことです。

ご本人の欄では、非世帯主にチェックします。世帯主とは、家族が生活するための収入がある人のことです。学生はほとんどの場合、親が学費や生活費を払っているので、非世帯主となります。

生計を同一とする家族の人数は、一緒に住んでいる家族の人数です。もし1人暮らししている学生なら実家の家族、また大学や専門学校に通うために1人暮らししている兄弟・姉妹がいれば、ここでは家族の人数に含めましょう。

配偶者は、ほとんどの場合なしになります。配偶者とは、結婚している相手です。結婚している学生はまずいないでしょう。万一結婚している学生であれば、配偶者ありにチェックを入れましょう。

ご家族と同居・別居は、親と一緒に実家に住んでいれば同居、1人暮らしをしていれば別居にチェックを入れます。

6.職業は学生を選択

続いて職業欄は、学生を選択します。

ここで注意が必要なのは、アルバイトをしている学生であっても、アルバイト・パート・契約社員の方等を選択しないことです。これを選ぶと、フリーターと勘違いされてしまい、審査で不利になってしまうからです。なお、学生はクレジットカードの審査でもっとも有利な立場です。

7.住まい(住居形態)、居住年数

次に住居形態と居住年数を選択します。居住形態とは、上記で入力した住所がどのような家なのかということです。たくさんの選択肢があるので悩むかもしれませんが、親が買った家に住んでいるなら「その他(住宅ローン無・家賃支払無)」を、親と一緒に賃貸マンションやアパートに住んでいたり、1人暮らしだったりするなら「賃貸(家賃支払無)」を選びましょう。

もしかしたら、1人暮らしの家賃は自分のアルバイト代で払っているという学生もいるかもしれません。しかし、家賃支払無を選択した方が審査では有利です。その理由は、家賃を自分で支払っていない方が、カード利用金額を支払う能力が高いとカード会社に判断されるからです。

次に、実家や1人暮らしのアパートなど、今の住所に住んでいる年数を選択します。

9.利用代金の引き落とし口座

続いて、カードが発行されてから、利用金額を毎月支払う口座を指定します。

引き落とし口座は、ほぼすべての銀行や信用金庫、組合が指定できます。たとえば、三井住友VISAカードだからといって、三井住友銀行の口座しか指定できないわけではありません。

前もって用意したキャッシュカードを見ながら、銀行名や支店名、口座番号を入力しましょう。なお、ここで指定できるのは、申し込みをする学生本人名義の口座に限られます。

そして、三井住友VISAデビュープラスカードであれば、以下のリンク先に書かれている銀行を引き落とし口座に指定する場合、この画面での入力で手続きが完了します。ですから、早くカードを手に入れることができます。

インターネットで引き落とし口座の設定ができる金融機関(三井住友カード公式サイト)

一方、上記のリンク先に書かれていない銀行を指定する場合、申し込みが完了してから口座振替依頼書に記入の上ハンコを押して郵送する必要があります。

10.大学(学校)の情報

続いて、かよっている大学や学校について入力します。

なお、卒業予定年月は、今かよっている大学や学校についてを入力します。たとえば今大学にかよっていて、大学院にかようと決めている場合であっても、大学の卒業予定年月を入力しましょう。

11.年収はゼロでも審査にとおる

次は年収を入力します。年収はカードの審査に大きな影響がありそうに感じているのではないでしょうか? しかし、学生であればたとえゼロでも問題ありません。学生の場合はアルバイトをしておらず、収入がゼロであることはカード会社も想定しているからです。てすから、気にせず本当の収入を入力しましょう。

ここで入力する年収とは、アルバイトの収入のみです。親からの仕送りや奨学金は、この年収に含める必要はありません。毎月もらっている給料の12倍を年収として入力します。上記のとおり学生の年収は審査にほぼまったく影響がないので、大体の金額で問題ありません。また、アルバイトをしていない場合は、0(ゼロ)と入力しましょう。上記のとおり、学生は収入ゼロであることが理由で審査に落ちることはありません。

その次のその他ご職業は、先ほどアルバイトの収入を入力していれば「アルバイト・パート・派遣社員の方等」を、もしゼロと入力していれば「学生の方」にチェックを入れます。

このように、年収はたとえゼロでも、それが原因で審査に落ちることはありません。ですからアルバイトをしていない場合は、親からの仕送りや奨学金は含めずにゼロと入力しましょう。

12.借入状況、キャッシングの希望枠

そして次に入力するのは、借入状況とキャッシングの希望枠です。借入状況とは、ほかのクレジットカードやローンの件数と残額のことです。この借入金額は、ウソをついてもバレます。なぜなら、カード会社は個人信用情報機関で申し込んだ学生のすべての借り入れ状況を知ることができるからです。ですから、正直に入力しましょう。なお、事実と少しぐらいちがっていても、単なる勘違いだと判断されるため、審査に落ちる原因にはなりません。

キャッシング希望枠とは、キャッシングをしたい上限金額のことです。そしてキャッシングとは、クレジットカードで現金を借りることです。具体的には、コンビニや銀行のATMでお金を借り、毎月のカード利用金額の支払いと合わせて返済します。このとき、借りた金額に金利がかかることに注意が必要です。

キャッシングは、カードを手に入れた後から申し込むことも可能です。ただ、カード自体は収入ゼロの学生でも持つことができますが、キャッシングはアルバイトのように収入がないと利用することができません。なぜこのようなことが起こるのかというと、クレジットカードの発行とキャッシングでは、適用される法律がちがうからです。具体的には、クレジットカードの発行は割賦販売法が、キャッシングは貸金業法という法律が適用されます。

もしここでキャッシング枠を希望したものの、審査でキャッシング枠のみもらえないことになっても、クレジットカードは手に入れることができます。審査そのものに落ち、カードが発行されないわけではないのです。ですから、キャッシング枠を希望するなら、不安にならずに申し込みましょう。

13.運転免許証を持っているなら免許証番号を入力

次に、運転免許証を持っていれば、「あり」を選択し、運転免許証番号を入力します。もし持っていなければ、「なし」を選択して次へ進みます。

運転免許証番号とは、免許証に書かれた12ケタの番号のことです。免許証を見ながら入力しましょう。

なぜ運転免許証の番号を入力する必要があるのかというと、カード会社は申し込む人の免許証番号を聞かなければならないことが法律で定められているからです。この法律は「犯罪による収益の移転防止に関する法律」といって、なりすましでクレジットカードに申し込むことを防止するために平成20年3月1日から施行されました。なお、免許証がない場合は不要です。

ケタ数も多いので面倒に感じるかもしれませんが、本当は免許証を持っているのに番号を入力しなかったことがバレると、あとからカードを退会されられてしまう可能性もあります。ですから、もし免許を持っているなら必ず入力するようにしましょう。

14.預貯金額は審査には関係ない

続いて、預貯金額を入力します。この欄は任意です。ですから、入力しなくても問題ありません。なぜなら、預貯金額は審査にまったく影響がないからです。カード会社は、個人信用情報機関に照会しても申し込みのあった学生がどこにいくらの預貯金があるかを知ることはできません。

そのため、預貯金が多くても少なくても、また入力しなくても大丈夫です。

15.自動リボ払いの申し込みはおすすめしない

次に入力するのは、自動リボ払いの申し込みです。自動リボ払いとは、毎月の利用金額の支払いは一定以上になることはなく、翌月以降に繰り越される支払い方法のことです。たとえば、自動リボ払いの支払い金額を5千円に設定してあり、1か月のカード利用金額が1万円だったとします。この場合、翌月の支払いでは5千円だけを支払い、残り5千円は翌月に繰り越されます。

この自動リボ払いは、申し込まないことをおすすめします。その理由は、繰り越された利用金額には金利手数料がかかってしまうからです。自動リボ払いにはいくらカードを使っても支払う金額が決めた以上にならないというメリットがあります。また、カードの申し込みのタイミングで自動リボ払いに申し込めばキャッシュバックなどの特典が用意されているので、魅力的に見えるかもしれません。

ただ、カードを利用してから支払いが厳しいと感じたときは、インターネット上の会員サイトからいつでもリボ払いに変更できます。また、支払うことができるのであれば、1回払いですべて支払うことが、金利手数料もかからず理想的です。

たとえば三井住友VISAデビュープラスカードの場合は、「マイ・ペイすリボ」という名前です。この名前はカード会社により異なりますが、ほぼすべてのカード会社が申し込みのときに自動リボ払いの申し込みを勧めてきます。

カード会社が強く勧めるのは、大きな収入源になっているからでもあります。ですから、カード申し込みと同時に自動リボ払いに申し込むのはオススメできません。

16.カードを持つ目的は生計費決済を選択

次に入力するのは、取引を行う目的です。取引とは、カード利用のことで、つまり申し込んだカードを何に使うのかを選択します。ここでは、「生計費決済」のみを選択しましょう。生計費決済とは、普段の生活での買い物にカード利用することです。ちなみに事業費決済とは、会社や事業の経費の支払いのためにカードを利用することです。

17.暗証番号は忘れずに

数字4ケタの好きな暗証番号を決めます。ここで決めた暗証番号は、お店のレジやインターネットショップでカードを利用したときや、ATMでキャッシングをするときに入力します。ですから、忘れないようにしましょう。

なお、ほとんどのカードは、紛失や盗難に遭って不正利用された場合、被害額を補償してもらうことができます。ただし、暗証番号を知られてしまった不正利用は補償を受けることができません。ですから、簡単にバレてしまいそうな数字はやめましょう。たとえば「1234」や「2345」のようなものだと、カードが盗まれたときに暗証番号かバレてしまい、被害に遭った金額が補償されない可能性があります。

18.追加カードやサービスの申し込み

カードの申し込みと同時に、追加カードを申し込むことができます。追加カードとは、クレジットカード本体とは別に持つことができるカードのことです。たとえば、ETCカードやPitapaカード、iDカード、WAONカードなどがあります。なお、追加カードはカードの種類によって申し込めるものが異なります。

今回例に挙げた三井住友VISAデビュープラスカードであれば、ETCカードとiDカード、Pitapaカード、WAONカードを追加で申し込むことができます。ただし、Pitapaカードは年会費が、WAONカードであれば発行手数料がかかります。このようにお金がかかるものもあるので、前もって確認しましょう。

また、 追加カードはクレジットカードを手に入れた後で申し込むこともできます。

19.アンケートと各種料金の申し込み

最後に入力するのは、アンケートと各種料金の申し込みです。この項目は必ずチェックしなければならないわけではありません。ですから、面倒であれば入力しなくても申し込みはできます。

アンケートは、そのカードをどのように知ったのかをチェックします。なお、いくつチェックを入れても問題ありません。

2つ目の各種料金の支払い申込は、ここでチェックを入れた料金の支払い申込書を郵送してくれます。ですから、1人暮らしをしていて電気代やガス代、NHKの料金などを毎月カードで支払いたいと考えている場合はここでチェックを入れましょう。

なお、ここでチェックを入れなくても、カードを手に入れてしばらく期間が経ってから電気代やガス代などのカード払いを申し込むことはできます。

20.最終確認してから送信

これですべての入力が完了です。お疲れ様でした。最後に入力したすべての内容を確認します。入力間違いがあると、手元にカードが届かなかったり、最悪の場合審査に落ちてしまったりする恐れがあります。ですから、よく確認しましょう。もし入力間違いがあれば、「訂正する」ボタンをクリックすれば修正できます。

入力内容に間違いないことを確認した後は、画面下の「この内容で送信する」をクリックします。このボタンをクリックして正式な申し込みになります。送信するをクリックしない限りは申し込んだことにならないので気をつけましょう。

入力内容を送信すると、カード会社から申し込みを受け付けたというメールが届きます。

まとめ

このページでは、カード会社のサイトで申し込み内容を入力する方法と、審査への影響についてくわしく説明しました。カード会社は、申し込んだ内容が正しいかどうかを、個人信用情報機関という機関で調べています。ですから、生年月日のようなところでウソをつき、未成年(20歳未満)なのに20歳以上のフリをするとバレてしまい、審査に落ちます。

また、学生はたとえ収入ゼロでも審査に落ちることはありません。そのため、無理に親からの仕送りや奨学金を収入とせず、ゼロ円で入力して問題ないのです。また、預貯金は審査に一切影響がありません。ですから、収入や預貯金は不安にならずに本当のことを入力しましょう。

以上のように入力する項目が多く、審査に影響がないか不安になるかもしれませんが、学生は審査がもっとも甘い立場です。安心して申し込みをしましょう。

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